物理学会シンポジウム等

物理学会2001年秋季大会では「Women in Physics - IUPAPパリ会議」に向けてシンポジウムが開かれました。またハワイでの第一回日米物理学会合同核物理分科会においてもランチョンミーティングが持たれました。ここではこれらの議事録等をご覧いただけます。

物理学会シンポジウム議事録【工事中】

シンポジウム「Women in Physics ―IUPAPパリ会議にむけて―」報告 (物理学会誌より転載)

日本物理学会では,学会秋季大会の二会場(9月19日徳島文理大学,9月24日沖縄国際大学)において,「Women in Physics ―IUPAPパリ会議にむけて―」と題してシンポジウムを開催しました.徳島会場では約80名,沖縄会場では約100名の参加者がありました。男女比はほぼ半数ずつでした.2002年3月に開催される会議にむけての物理学会,応用物理学会の共同の取り組みとIUPAPでの議論の方向について,また今回のアンケート調査の意義についての報告の後,男女共同参画についてパネリストからの問題提起と議論が行われました.国大協の数値目標設定に関して各大学の現場ではかなり温度差があること,研究者のライフサイクルと任用における年齢制限とのミスマッチの問題,家庭とアカデミックな仕事とが両立できるような支援のシステムのあり方,学生(特に女子学生)を如何にして勇気づけているか,など,具体的な事例を挙げるなかで,活発な議論がなされました.ハワイで開催された日米物理学会合同核物理分科会では,10月18日Women in Physicsに関する昼食会が開催され,約120名が参加し,日米双方の状況について情報交換を行いました.

日本物理学会誌 Vol. 56 (2001) p. 966.


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