複合極限下の物性測定装置の開発

強相関物性は近代固体物理学の最重要課題の一つです。電子相関は電子同士の多体相互作用に起因するため、電子の軌道と格子間隔に強く依存します。電子スピンを通して磁場にも敏感に応答し、低温において劇的で多様な現象として現れます。したがって実験研究には複合極限環境が特に有効です。

種々の物性実験を複合極限環境下においておこない、

  1. 未知の電子プロセスを探索する。
  2. 物質材料の個性的な特性を引き出す。



2001年6月2日更新
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